トライアスリート&フリーランス管理栄養士木下ともえです。
6月のアイアンマン70.3東三河のときに動かくなり、新しくなって帰ってきたGarmin ForeAthlete 745 。
その後、順調に動いています。
Garminを修理に出していた間、トレーニングを記録できなかったせいか、戻ってきてから、トレーニングステータスがUnproductive(アンプロダクティブ)や今まで見たことないOverreachingオーバーリーチングが続出。
トレーニングの後にネガティブなことを言われるとやる気がなくなります。
でも、Garmin君の今日のおすすめワークアウトでしばらく走ったら、ステータスがProductiveプロダクティブになることが多くなったので、この記事ではGarminのトレーニングステータスと今日のおすすめワークアウト機能について書きます。
ガーミンのトレーニングステータス機能
トレーニングステータスに対応している機種では、トレーニングによるフィットネスレベルやパフォーマンスの変化が反映されます。
トレーニングステータスを取得するには、Vo2maxが必要になります。
Vo2maxは最大のパフォーマンスで体重1kgあたり1分間に消費できる酸素の最大量です。
有酸素運動の指標で、Vo2maxが高いほどフィットネスレベルが高いと言えます。
トレーニングステータスの取得方法
ランニングの場合は、GPS追跡と心拍数データを使用して屋外で記録すると、Vo2maxの推定値がわかります。
Garminのサイトには以下のように書かれています。
ほとんどのランニングウォッチとアウトドアウォッチでは、ランニングアクティビティプロフィールを使用してアクティビティを記録する必要があります。
- ランニングアクティビティは 10 分以上でなければなりません。
- アクティビティは、GPS 信号を使用して屋外で記録する必要があります。
- ウォッチ内蔵の光学式心拍センサーまたは胸ベルト式のハートレートセンサーからの心拍数データ。
- 心拍数は、少なくとも 10 分間連続して最大心拍数の少なくとも 70% まで上昇する必要があります。
これを読むと「Vo2maxを測るぞ」と意気込まないといけない気がしますが、特に「Vo2maxを測るぞ」と思わなくても普通に走っていると、知らない間にVo2maxの推定値が出て、アプリのGarmin Connectで確認できます。
私の推定値は現在のVo2max48です。
50までいっていたことがありますが、サボっていたら下がりました(涙)。
Vo2maxの他にも暑熱適応や高度適応、短期的負荷機能、HRVステータスなども加味してトレーニングステータスが出されるようです。
思いのほか、いろいろなデータを加味しているようでビックリ!
トレーニングステータスは、トレーニング後のガーミンウォッチはもちろん、アプリ、ウェブでも確認できます。
トレーニングステータスの種類
ちなみに今日のステータスはこちら。
アンプロダクティブやオーバーリーチング、キープの他に、どんなトレーニングステータスがあるのでしょうか?
トレーニングステータスの種類は以下の通りです。
Garminサイトより:What Are the Different Training Status States?より
理想的なレースコンディションです!最近トレーニング負荷を減らしたことで身体が回復し以前のトレーニング分が完全に補われています。ピーク状態は短い間しか維持できないので、次の一歩を計画しましょう。
このままの状態を維持してください!トレーニング負荷があなたのフィットネスを正しい方向へ導いています。トレーニングにリカバリー時間を組み込んでフィットネスレベルを維持するよう心がけてください。
現在のトレーニング負荷はフィットネスレベルを維持するために十分です。改善を図るには、さまざまな運動を追加するか、トレーニング量を増やしてみてください。
軽度なトレーニング負荷が身体の回復を促しています。これは、長期間のハードトレーニングにとって不可欠です。準備ができたらより高いトレーニング負荷に戻ることができます。
現在のトレーニング負荷レベルは良好ですが、フィットネスレベルは減少しています。あなたの体は回復したがっているのです。ストレス、栄養、休息を含め健康全体に気を配ってください。
あなたは1週間かそれ以上、通常よりはるかに負荷の少ないトレーニングを行っています。そのことがフィットネスレベルに影響を及ぼしています。改善を図る場合はトレーニング負荷を上げてみてください。
あなたのトレーニング負荷は非常に高く、逆効果です。身体が休息を必要としています。スケジュールに軽めのトレーニングを追加して、身体に回復の時間を与えてください。
ディトレーニングは今まで見たことがありません。
一つの指標なのでそんなに気にすることもないのですが、やはりピーキングやプロダクティブが出るとうれしい。
オーバーリーチングはがっかりします。
でも、9月にトライアスロン伊良湖大会にも出るし、効率的なトレーニングはしたい!ということで、ガーミンのおすすめワークアウトに従ってしばらく走ってみることにしました。
ガーミン 今日のおすすめのワークアウト機能
私が使っているForeAthlete 745には、今日のおすすめワークアウト機能がついています。
Garminサイトより:ウェアラブルデバイスの今日のおすすめのワークアウト機能について
おすすめに従って走れば、ステータスを改善できそう。
ということで、しばらくおすすめ中心で走ってみました(無視した日もあります)。
おかげさまでオーバーリーチングは出てこなくなり、プロダクティブになることが多くなりました。
今日のおすすめワークアウト機能の使い方
今日のおすすめワークアウトは、スタートキーを押して、アクティビティのランを選択するとおすすめのランニングメニューが出てきます。
スタートボタンを押すとこのトレーニングが開始されます。
*Garmin745の表示を英語にしているので英語表記になっています。
トレーニングお休みの日にはこのような表示が出ます。
今日のおすすめワークアウト機能を使うと、今日はどんなメニューかな?と楽しみになったりします。
一方、日々のデータでおすすめワークアウトが変わるので仕方ないのですが、当日のおすすめしか出てこないのが不便なところ。
自分の予定に合わせて休養日を作れない。
予定に合わせるんじゃなくて、身体に合わせた練習メニューの提案なので仕方ないかな?
また、自分のメニューがしっかりとある方は、おすすめされてもうっとおしいと思うので通知を無効に設定しておくと、おすすめは出てきません。
私も行き当たりばったりの練習メニューじゃなく、事前にしっかり自分で決めて取り組んでみたいなとは思いますが、しばらくはガーミン君の今日のおすすめを取り入れながら、練習したいと思います。