トライアスリート&フリーランス管理栄養士の木下ともえです。
2023年6月10日に田原市と豊橋市で開催されたIRONMAN 70.3 東三河ジャパン in 渥美半島に出場して無事に完走。
うれしくて長文のレースレポートを書きました。
トライアスロンレースは昨年も出場して完走しているのに、なぜ、うれしかったのかというと、アイアンマン70.3はミドルディスタンスのトライアスロンレースだからです。
トライアスロンといっても出場する大会によって、競技距離や時間が全く違います。
トライアスロンに詳しくない方のためにここでトライアスロンの基礎知識を解説。
トライアスロンは、水泳・自転車・ランニングの3種目の合計タイムを争うスポーツです。
この水泳→自転車→ランニングという順番はどの大会でも変わりません。
※天候により、水泳がなくなって、ランニング→自転車→ランニングというデュアスロンの大会になったりすることはあります。
ただし、戦う距離によって大きく3つのカテゴリーに分けられます。
ショートディスタンス(オリンピックディスタンス)
スイム1.5km・バイク40km・ラン10km 合計51.5km
ミドルディスタンス(ハーフアイアンマンディスタンス)
スイム1.9km・バイク90.1km・ラン21.1km 合計113.1km(70.3mile)
ロングディスタンス(アイアンマンディスタンス)
スイム3.8km・バイク180.2km・ラン42.195km 合計226.2km(140.6mile)
※アイアンマン・ハーフアイアンマンのレースは距離が決まっていますが、他のレースは大会によって距離が異なります。
2016年にケガをしてトライアスロンをお休みし、2019年にレース復帰してからは距離が短いショートディスタンスのトライアスロン伊良湖大会のBタイプしか出ていなかったからです。
トライアスロン伊良湖大会の競技距離は、スイム1.5km・バイク42km・ラン10km 合計53.5km。
アイアンマン70.3の半分以下。
以前に完走したことがある距離とはいえ、久しぶりなのでハーフアイアンマンの距離が完走できるかがかなり心配でした。
ブランク期間に歳もとっていますし……。
前置きが長くなりましたが、完走できるかかなり心配だったアイアンマン70.3東三河ジャパンを完走するためにやったことについて、エントリー、練習、食事、機材に振り返ります。
これからトライアスロン、ハーフアイアンマンにチャレンジしたい方、感染症拡大でしばらくレースから遠ざかっていたけれど再挑戦したい方、ぜひ、最後までお付き合いください。
幻のアイアンマン東三河?!
昨年、私の地元の豊橋でアイアンマンが開催されるという噂を聞いたとき、出場するつもりはなく、応援に行こうと思っていました。
なぜなら、アイアンマンディスタンスのトライアスロンは完走経験があるものの、2016年の五島長崎国際トライアスロン大会(バラモンキング)からミドルディスタンス以上のトライアスロンに出ていなかったので、短い練習期間で完走できる自信が全くなかったからです。
ロングディスタンスのトライアスロンに真剣に取り組んでいた時は、レースのない秋冬もスイムとバイクのトレーニングをしていましたが、2019年のトライアスロン再挑戦以降はレースの前の半年間ぐらいスイムとバイクの練習をするというスタイル。
これでは、半日以上かかるアイアンマンレースに耐えられません。
アイアンマン東三河の挑戦は再来年って思っていました。
しかし、アイアンマンディスタンスでの大会実施ではなく、半分の距離のハーフアイアンマンでの開催が発表されました。
地元での第1回大会。
これは出るしかないでしょということでエントリーを決意。
アイアンマン70.3東三河のエントリーにかかった費用
地元開催でエントリーを決意したもののエントリー料にためらいました。
61,000円!!!
エントリーフィーは以下の通り。
エイジ(一般)/エイジ(開催地) |
第1区切り 61,000円 |
第2区切り 66,000円 |
第3区切り 71,000円 |
※その他、エントリーサイト使用料10%必要
IRONMANサイトより
もともとアイアンマンシリーズのトライアスロンレースは、他の大会よりも高めの値段設定でしたが、70.3の大会で61,000円はかなり高く感じます。
うーん、でも、地元の第1回大会は人生で一度切り!(当たり前)なのだし、地元開催で実家に宿泊するので宿泊費は無料!なので、遠方の大会に出場することを考えれば、かなりリーズナブルに参加できるので61,000円をアイアンマンに投資することにしました。
エントリースタートは2月15日(水)。
そんなにすぐには埋まらないだろうと思って週末まで放置していたら、エイジの一般枠の第1区切り60,000円の枠は埋まっており、65,000円でのエントリーとなっていました。
区切りごとに枠数が決まっており、枠がいっぱいになると次の区切りになり、5,000円ずつエントリー料金が上がるシステム。
しまった……。
エントリーを決めたら、迷ったり、ためらったりするのは良くないと改めて思いました。
でも、エイジの開催地枠は第1区切りの61,000円でエントリーできることが判明。
※証明となるものを提出
豊橋出身の私は対象者。ラッキー!
証明するためにどんな書類が必要なのかは、その時点ではわからなかったのですが、なんとかなるでしょと思いエントリーしました。
開催地枠対象者であることの証明は、後日、事務局からメールが届き、中学校の卒業証書の画像を送りました(処分してなくてよかった)。
エントリー時に支払った料金の内訳はこちら。
エントリー料 エイジ開催地枠 | 60,000円 |
エントリー時限定記念Tシャツ | 4,800円 |
小計 | 64,800円 |
手数料 | 6,384円 |
総合計 | 71,184円 |
完走するとフィニッシャーメダルとTシャツがもらえますが、完走しなかったら、記念品がない……。
絶対完走するつもりだけど、万が一のことも考えて、エントリーしたときしか注文できない限定のTシャツを購入したので71,184円となりました。
けっこうな出費!
でも、宿泊費は実家でタダ、名古屋から豊橋への移動も往復3,000円ぐらい、会場への移動は実家の車なのでエントリーフィー以外の出費はほとんどない!のでラッキーだったと思います。
アイアンマン70.3東三河のエントリー費用などについてお伝えしました。
他の方はどのぐらい費用がかかっているのか気になるところです。
10万円ぐらいはすぐに飛んでしまいそう……。
次回の記事では、アイアンマン70.3東三河ジャパンを完走するためにどんなトレーニングをしたかをお知らせしたいと思います。